「キラキラ」で、心があたたかくなる✨
こんにちは。
ももたろうです🍑
主人がめずらしく朝からイライラしていたので
小川糸さんの『ツバキ文具店』という小説の話をしてみました。
この小説は、鎌倉の「ツバキ文具店」という文具屋さんを舞台にしたお話です。
主人公の”ポッポちゃん”こと鳩子は、両親がなく
小さな頃からおばあちゃんに育てられました。
おばあちゃんは、ツバキ文具店というお店を守るかたわら代筆屋をしており
とても厳しい人。
その反動から、成長したポッポちゃんは代筆屋も文具店も継がず
単身海外へ渡ってしまいます。
そんなポッポちゃんのもとに、ある日、おばあちゃんの訃報が届きます。
それをきっかけに、なんとなく鎌倉へ戻り
なりゆきで、文具店、そして代筆屋の仕事を継ぐことになるのでした。
文具店には、日々鎌倉に住む人々が訪れます。
中には、ポッポちゃんが代筆屋を継いだと聞いて、代筆を依頼する人もちらほら。
代筆とは、その名の通り「ある人の代理となり、筆をしたためる」こと。
ポッポちゃんは、手紙の代筆を通じて、さまざまな人の心の深い部分に触れていきます。
お隣に住むおばあちゃん・・・というには上品すぎるご婦人・バーバラ夫人や
着物姿に雪駄がトレードマークの男爵、小学校の先生をしているパンティー、
カフェを営む守景さんとQPちゃん親子など
個性豊かな登場人物との出会いのなか、ポッポちゃんは自分の生きる道を模索し、
おばあちゃんとの過去とも向き合い始めます。
じつはこの小説、今は手元になくて😅
うろ覚えなので、あらすじも正確にはご紹介できていない気がしますが
許してください〜!
主人に紹介したのは、この本の中の何気ないシーンでの何気ないエピソードです。
バーバラ夫人とポッポちゃんが一緒に歩いている場面。
バーバラ夫人が、ふと
「心の中で”キラキラ、キラキラ”と言うと、キラキラがどんどん広がっていくの」
とポッポちゃんに言うんです。
本当になんとなく描かれているんですが、私はすごく感銘を受けて
気持ちが沈んでいるとき、元気がないときに
心の中で「キラキラ、キラキラ」と繰り返すことがよくあります。
そうすると、心の奥の方からあたたかくなるのを感じて
トゲトゲした気持ちが、少し丸くなるんです。
心の調子がちょっと悪いな〜と思ったら
騙されたと思って、一度「キラキラ」を心に届けてみてください✨
と、書きながら調べていたら
『ツバキ文具店』の続編に、『キラキラ共和国』なる小説が!
知らなかった〜😳
さっそくポチります♪